製造工程での精密性・精巧性や、製品として出荷される前の性能の検証についての厳密性などを考えると、美容器よりも医療機器の方が性能の信頼性は高いと考えられます。
当院で保険適応となる施術に使用している機械はすべて医療機器です。
当院で美容施術に使用する機械は日本製医療機器もありますが海外製医療機器もあります。
海外製の医療器というものは、日本で厚生労働省から医療承認番号の発番を受けていないものも一部あります。
ネット上でまことしやかに間違った情報が広まっています。
Q1、『医療用の方が出力が強く、効果が高い?』
よく このようなご質問をいただくことがあります。
脂肪冷却痩身器は、皮下脂肪が4℃以下になれば失活することが研究論文でも証明されており、
医療器であろうとなかろうと4℃以下に冷却できれば効果は出るのです。
ただ、美容機器である場合、機械の精度として精巧に作られた医療器に比べると安全性が同等であるかはわかりません。
クールスカルプティングは日本の厚生労働省から認可された機械で、日本で医療器として認められています。
しかし、クールスカルプティング以外の認可されていない脂肪冷却痩身器を導入しているクリニックも多く存在します。日本で認可された医療機器であることが重要ではなく、安全に施術できる機械かどうかが重要です。
クリニックで使用されている脂肪冷却痩身器でも、厚生労働省が認可をしていなければ日本では医療器ではないということです。
当院で導入している脂肪冷却痩身器も、その他クリニックで使用されている脂肪冷却痩身器も、
海外の原産国で医療機器であっても、日本では医療機器として認可されていないものであれば、日本ではあくまで未承認医療機器のカテゴリーとなります。
Q1、『医療用の方が出力が強く、効果が高い?』
答え:正しいとは言えません。
美容機器であっても粗悪な機械であれば、医療器よりも必要以上に出力が高く危険な機械も存在します。
大切なのは”出力が高い”ということではなく、安全に効果が出せるかどうかです。
どの施術であってもリスクはありますので、解剖学(筋学・骨学・神経学)や生理学などの専門知識をもつ監督者がいる施設での受療が望ましいと考えられます。
どこの施設でも、すべての施術、治療において『絶対大丈夫』は、ないのです。
『エステよりクリニックの方が安全』ということについては、
その通りだと思いますが、ご自身のお顔や、お身体に受ける施術ですので
どこで受療するかは慎重に検討しましょうね。
当院に導入しているレーザー治療器

当院の超音波診断装置(医療用エコー)

EMSおよびパルス治療器
